リスク低減措置の優先順位
法令に定められた事項のや高いリスクがある場合は、必ず実施したうえで行っていきます。
①危険性または有害性のより低い物質への代替、
化学反応のプロセス等の運転条件の変更、
取り扱う化学物質等の形状の変更等又はこれらの併用
危険・有害性の高い物質(ライオン)を危険・有害性の低い物質(ネコ)へ変更する。
※危険・有害性の分からない物質には変えないように注意!
②工学的対策(防爆構造化、安全装置の二重化等)
衛生工学的対策(設備の密閉化、局所排気装置の設置等)
ライオンを檻で囲えば多少近づいても危険性はほとんどない。
③管理的対策(作業手順の改善、立入禁止等)
ライオンを鎖でつなげば危険・有害性は一応ないが近づくと危険。
④化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用
原則として上記①~③の措置を講じても除去・低減し切れなかったリスクのみ実施
危険なので保護具をつける